| 紫うっちん粉【紫ウコン、ガジュツ】 |

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日本では、沖縄をはじめ屋久島や五島列島などで栽培されています。 薬用となるのは根茎の部分ですが、根茎を切ると薄い紫色の筋が見えることから、沖縄では昔から「紫うっちん」と呼ばれてきました。
一説によると、明和年間に空海が修業先の中国から日本に持ち帰ったとされています。空海に限らず、当時の僧侶は加持祈祷によって病人を治す、いわば「裸足の医者」の役割もかねていました。空海はおそらく、紫うっちんの優れた薬効を見いだして、治療に活用していたのでしょう。以来「弘法大師の石芋」という名前で、民間に広く知れわたるようになったといわれています。 紫うっちんの成分は、精油成分が1〜1.5%を占めています。その内訳は、シネオール(9.6%)、d-カンフェン(3.5%)、d-カンファー(4.2%)、セスキテルペン(10%)など。特有の香りはシネオールによるものですが、これが中枢神経を興奮させて胃を刺激して食欲をひきおこします。 空海が着目したように、紫うっちんの効能は実に多岐にわたります。よく知られているだけでも、腹痛・下痢・消化不良・胃もたれ・胃潰瘍・高血圧・肝臓病・腎臓病・喘息・アレルギー性鼻炎・冷え性・不眠症・鎮痛・切り傷・火傷など。 味は、秋うっちんや春うっちんよりも苦く、食用にすることはできませんが、「良薬は口に苦し」のとおり、この苦味にこそ紫うっちんの効能が濃縮されているのです。 これからはスタミナがほしい季節になってきます。 こんな時には紫うっちんの苦味がとっても良いのです。是非、ご家族のご健康にお役立て下さいませ。 |
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