















種を蒔く日の前日に、種を一晩水につけておきます。できれば20℃前後になる場所に置いておくと芽がでやすくなります。


プランターの底が隠れるくらいの鉢底石を敷きます。そこにふんわりと土を入れましょう。このときはまだ肥料はいりません


<プランターに直接植える場合>簡単!
種は2センチほどはなして、1センチの深さに蒔きます。
<ポットで発芽させる場合>オススメ!
1センチの深さに種を2粒植えたものをポットをいくつか用意します。発芽後に元気な苗を選定してプランターに移植します。(この場合、間引きは不要)
種まき後は、乾燥しないように新聞紙をかぶせます。毎日たっぷり水をあげましょう。 寒い地方、朝晩で気温の差がある時期は温かい室内、ビニールをかぶせるなど、保温をしてください。



種を蒔いてから1~2週間ほど※で芽が出ます。
芽が出そろったら新聞紙を外しましょう。


<プランターに直接植える場合>
たくさん芽が出たり、密集して芽が出た箇所は間引きが必要です。本葉が出て半分開いたときに子葉がしっかりしているものを残し、手かハサミを使って地ぎわで切ります。
<ポットで発芽させる場合>
間引きの代わりに本葉が出て半分開いたときに子葉がしっかりしているものを選定してプランターに移植しましょう。


葉が4~6枚になったら、よく日のあたる建物の南か西側に移動させます。
地植えにしたいときは、このタイミングで植え替えましょう。



水やりは、芽が出たばかりのうちは土が乾いたら行いましょう。
梅雨はやりすぎないように注意してください。
8月の暑い時期は乾燥させないようにこまめに水をあげましょう


芽が出て1ヶ月ほど経ったら肥料(鶏糞)をあげます。
追肥は株から少し離れたところに溝を掘ってあげてください。
月に1~2回程度が目安です。 お盆を過ぎると葉や茎の成長が止まってしまうので、肥料はやめてください。


緑のカーテンにしたい場所にネットをはります。
支柱にアサガオ用などのネットをつけていただくと、涼しげな緑のカーテンとなります。伸びてきたツルをところどころ紐でゆるく縛ってあげてください。


支柱を立てて行う場合は、1メートルくらいの支柱を立て、ツルが風でフラフラしないように、しっかり固定してあげましょう。
支柱はホームセンターや百円ショップで売っているようなプラスチック製、竹でも大丈夫ですよ。

地面から2メートルくらいの高さになったら、地面に近い葉を4~5枚切り取ります。
その後、本葉が10枚ほどになったら、ツルの先端を2センチほど切り取りましょう。





葉が10枚くらい出たら、親ヅルの芽を摘芯して、子ヅルを4~5本仕立てにすると、雌花がたくさんつきます。



庭など、虫がいて自然受粉しやすい環境ではそのままでも実がなりやすいですが、マンションなどでは人工授粉がおすすめです。
雄花を取って、おしべの花粉をめしべにつけましょう。 花が咲いて10~12日くらい経ち、実の大きさが20センチぐらいになったら、いよいよ収穫です!



茶色になった実をカッターなどで切り目を入れ、実の中を押し出すように開くと、焦げ茶色の種がびっしり。実の繊維がしっかりしているので、少し力が要りますが少しずつ種を採りましょう。



ヘチマは1年草なので、少し寂しいですがこのあとは枯れてしまいます。 採取した種でまた来年大切に育ててくださいね。