『より高品質な原料へ』
ヘチマ栽培編
ネオナチュラルの主原料『ヘチマ水』は、育苗から収穫までオーガニック栽培・製法を徹底しています。ヘチマが育つ土作りから丁寧に行い、収穫されたヘチマ水は他のどのヘチマ水よりも安心で、美容に良い栄養素が豊富です。ほぼ全てのネオナチュラル製品の原料として使われる『ヘチマ』のこだわりの栽培方法を紹介します。
\『ヘチマ栽培』について/
主原料有機ヘチマ水ができるまで
ヘチマ栽培の1年

春 ―堆肥・種まき―

栄養豊富なヘチマを育てる土台となる土づくりから始まります。もみ殻、貝殻、牛糞、鶏糞、米ぬかを混ぜて発酵させた、自家製有機肥料をまき土をふかふかになるまで丁寧に耕します。この独自の堆肥が、環境にも肌にもやさしいヘチマ水を作る秘訣。ブレンド方法は秘密です(笑)
夏 ―苗の定植、草取り―

ヘチマの育苗は温度管理が重要なので、苗は栽培ポットでハウス内で育てます。発芽したら有機圃場に定植します。除草剤は一切使用しないので、雑草が土の水分や養分を取らないように、防草マルチを張ります。マルチは土壌の水分量を調整し、土内の微生物の働きを維持する役割も担います。
秋 ―ヘチマ水収穫―

ヘチマの実がずっしり実ってきた頃、ヘチマ水の収穫が始まります。ヘチマの茎から滴るヘチマ水を一滴一滴収穫します。早朝にセットした一升瓶・タンクは、夕方には一杯に溜まります。収穫したヘチマ水は熟成させ、翌年のスキンケア原料となって、製品に生まれ変わります。
晩秋~冬 ―種取り―

ヘチマ水収穫後数週間、実を乾燥させ、来年用の有機ヘチマ種を採取します。こうして有機のヘチマがずっと継続します。種取り後は、圃場に追肥をして冬越しの準備をします。
国が認めたオーガニック基準『有機JAS認証』知っていますか?

私たちのこだわりはヘチマの有機栽培。2013年、自社農場で「有機JAS認証」を取得しました。国が定める厳しい基準をクリアし、確かな有機(オーガニック)農産物であると認められています。
【取得条件】
- 最低でも3年以上は土壌に農薬を使用していない
- 有機肥料でも化学成分や重金属が含まれていないものを使用する
- 土壌の性質に由来する自然循環機能の維持増進を図る
- 環境・衛生管理の整備(外部からの異物流入や混入も防止)
- 第三者認定機関による検査および年次更新の審査
こだわりポイント①
ヘチマ苗の育苗、一つ一つ丁寧に

農場は標高620mの山中にあり水は抜群に新鮮できれいですが、種まき時期の春でも、ヘチマの種が発芽するには寒すぎます。そこで、毎年ヘチマハウスを建て、温度管理をして苗を育てます。暑さ厳しくなるころ広い圃場に定植ですが、防草マルチの照り返しの暑さには未だに慣れません(汗)そして、有機栽培はなんと言っても除草が大変ですが、8月に咲く黄色い花が見れると「頑張って良かった」としみじみ感じます。

こだわりポイント②
収穫は昔ながらの一升瓶で一滴ずつ
8月の終わり頃、ヘチマの実が一番瑞々しく、ずっしり実ったタイミングが、ヘチマ水収穫の合図。茎を切って、一滴一滴したたるヘチマ水を一升瓶で汲み取ります。約8時間ほどで一升瓶がいっぱいに溜まります。収穫の時期は2週間かけて毎年約10トンものヘチマ水を、すべて手作業で汲み取っていきます。

こだわりポイント③
ヘチマ独自の力を活用して12ヵ月熟成
収穫したヘチマ水は、専用のタンクで12ヵ月熟成させ保管します。その間に、収穫時に入ったヘチマの破片や分離した成分などが、自然と底に沈殿し、澱みのない透き通ったヘチマ水に仕上がります。保存料などの添加物を一切使用せず、ヘチマが持つ防腐作用を活かした濾過方法を行っています。

有機ヘチマ水100%シンプル化粧水へ
土づくり~収穫までを有機栽培の工程を徹底し、オーガニック認証の化粧水『美百水』に生まれ変わります。有機JAS認証も取得しているので、実は食用品質!私たちの丹精込めて育てたヘチマの栄養がぎゅっと詰まった『美百水』は、単一成分で浸透力*は抜群です。肌を潤し、すこやかな状態へと整えます。 *角質層まで

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